僕の施術に肝臓の調整は大体入ります。
肝臓にはたくさんな働きがあり、それだけ大切だと考えているし、やればすごく変わるところだからです。
今回はそんな肝臓についてご紹介します。
肝臓ってすごい!肝臓の働きをご紹介します!
※青いのが肝臓です。
肝臓は成人で1〜2.5キロもある人体で最大の臓器です。
肝臓には様々な働きがあります。
- 代謝
- 血糖値調整
- 解毒
- 胆汁
- 貯蔵
代謝
腸で消化された栄養素のほとんどが肝臓に運ばれます。
肝臓では栄養素を体が利用できるような形に、または貯蔵できるような形に分解、合成を行います。
血糖値調整
肝臓は血糖値の調整にも関わります。
【高血糖】
膵臓からインスリンを分泌 ⇒ 肝臓で貯蔵できる形に合成し貯蔵⇒ 血糖値を下げる
【低血糖】
膵臓からグルカゴンを分泌 ⇒ 肝臓で貯蔵していた糖を分解⇒ 血糖値を上げる
解毒
アルコールや薬物、代謝によりできた不要物などの有害物質を無毒化し、不要なものを排泄します。
腸で吸収された栄養素は血液により肝臓に入り、それらを無毒化してキレイにして心臓へ送られ全身に運ばれます。
胆汁
脂肪や脂溶性ビタミンの消化吸収に必要な消化液である胆汁を合成、分泌します。
古くなった赤血球の処理も肝臓で行い、それによりできたビリルビンという色素も胆汁に混ざりますが、糞便の色はこのビリルビンの色です。
貯蔵
肝臓に入った栄養素を代謝、解毒をして必要な物を全身に送ります。
その際、余分な栄養素は必要な時のために貯蔵します。
また、たくさんの血液も貯蔵しています。
その他
その他肝臓に関わることをご紹介します。
アルコール代謝
アルコールは胃や腸で吸収され肝臓へ運ばれます。
肝細胞にはアルコールを分解する酵素があり、それらの働きにより無害化し二酸化炭素と水に分解され息や汗、尿として排泄されます。
お酒が弱い人はアルコールを分解する酵素の働きが弱いらしいです。
肝臓でのアルコールの分解が追いつかないと有害物質の作用で顔を赤くしたり頭痛、吐き気や脳に作用して意識障害などの症状が表れます。
肝再生
肝臓は脅威的な再生能力があると言われています。
半分以上を切除しても、大きさも機能も完全に回復するそうです。
右肩が痛い
肝臓に何か問題があると右の肩や背中に痛みや違和感が出ることがあると言われています。
何をしても右肩の痛みがなくならない場合などに肝臓の問題も考えてみた方が良いかもしれません。
施術
肝臓が疲労すると肝臓や周囲が硬く、重くなります。
疲労していると肝臓の機能が落ちる恐れがあります。
また、2キロある肝臓がさらに重くなると、右側に重りを付けているのと同じです。
肝臓が原因で骨格が歪むことも考えられるんです。
なので整体では肝臓の調整をします。
優しく、触れる程度の強さでやっていきます。
まとめ
肝臓が大事なのはわかっていただけたと思います。
- 代謝
- 血糖値調整
- 解毒
- 胆汁
- 貯蔵
上記のような働きがあり、肝臓の疲労、機能低下は全身に影響します。
しっかりケアしたいところですね!
あなたの肝臓は疲労していませんか?