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モンゴルで草原の仕事を体験!

年に一度、サロンのお休みをいただいて妻の故郷であるモンゴルに行っています。

モンゴルでは遊ぶだけでなく、しっかりお仕事してきました!

モンゴルで草原の仕事

家畜の世話

家畜小屋の家畜

仕事と言えばまず家畜の世話です。

 

今は羊と牛がいますが、朝一で家畜たちを草原の放牧エリアに連れていき、夕方になったら迎えに行きます。

草原ならどこでも放していいわけではなく、ちゃんとどこが誰の土地か細かく区切られています。そのためうちの土地まで毎日連れて行かななければいけません。

 

甥っ子たちと草原を走る

↑夕方、甥っ子たちと放牧エリアまで行きました。放牧エリアまでは約3キロです。

半分遊びですね。

 

放牧エリア

放牧エリアにつきました。ちゃんと手作りの策があります。

 

家畜を誘導

甥っ子たちが木の棒で牛たちを家まで誘導しています。牛はマイペースなのでなかなか家に帰ってくれません。

 

羊が小屋に入る

羊たちは誘導しなくても勝手に3キロ離れた家まで帰っていきます。

 

このように基本的に朝と夕方の1日2回は3キロの道のりを往復します。

夏はこの送り迎えが唯一の仕事らしいです。夏は楽です。

 

草刈り

草刈りの様子

昨年行ったのが9月でしたが、9月は草刈りの時期で大忙し。

刈った草は一か所にたくさん集めて、冬の家畜の食料になります。

 

草刈りを手伝う

妻は中東系の民族衣装のような格好で手伝っていました。

ホコリがすごいのでマスクと眼鏡と帽子は必須です。

草刈りは本当に肉体労働で、朝から晩まで一日中なので正直キツイです。8月が楽な分、9月が忙しいのです。

 

その他

春や冬はまだ行ったことないんですが、季節によって作業が異なります。

春は羊の毛刈りです。一度やってみたいです。

冬は雪で家畜が外に出れないので、9月に刈った草を手作業であげます。

 

 

 

メーメーちゃんねる

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草原の仕事は大変だけどやりがいがある!

基本的に草原の仕事は生き物や自然を相手にするため、自分も自然と一体化した気分になり「自分は生かされてるんだ」ということを実感します。

お義父さんが「生きるため、生かすために仕事をしている」と言っていました。なので仕事が好きとか嫌いとか向き不向きは関係ないんでしょうね。

 

草原の生活は本当に日本とは真逆の生活です。水も電気も通ってなくとても不便です。

しかし、明るくなったら起きて、お腹が空いたら食べて、暗くなったら寝るという本能的な生活ができるため、不思議と体がどんどん元気になっていきます。

そして「日本人は便利な生活をするために日々ストレスを溜めている」ということを感じます。

肉体労働も多いですが、でも日本人に比べると仕事のストレスは圧倒的に少ないように感じます。

モンゴルに行くと毎回のように「日本人は何のためにあんなにストレス抱えてるんだろ?」なんて思ったりもします。

 

機会があったらみなさんにも一度、不便な草原の生活を経験してほしいです。贅沢はできないですが、人間らしくなれると思います。