巷には様々なダイエット方法がありますが、痩せることばかりに目がいってしまい健康を害してしまう場合があります。
例えば「1ヶ月で2㎏痩せるダイエット法」と「1ヶ月で10㎏痩せるダイエット法」、どちらが魅力的かと聞かれたらおそらく大半の方が後者ですよね。
しかし、僕だったら健康的に痩せたいため2㎏の方を選びます!
その理由を解説します。
健康的に痩せる!1ヶ月で2㎏と、1ヶ月で10㎏のダイエット法だったらどっちが良い?
ダイエットはがむしゃらにやってたら効率が悪いです。
リバウンドを防ぐために筋トレもしつつ、有酸素運動をして、食事を見直す必要もあります。
また、健康に痩せるには気をつけることがあります。
1週間で体重の1%!
体調を壊さず健康に痩せるには1週間で体重の1%くらいのダイエットが良いと言われています。
体重60キロの人だと→0.6㎏/週
最初の1ヶ月で2〜3㎏くらいのペース
痩せるにつれて減らす量も減っていきます。
一気に痩せようとするとリバウンドや体調を壊す恐れがあります。
また、落としすぎにも注意しましょう。
体脂肪の必要最低レベル
- 男性は体脂肪率5〜6%くらい
- 女性は体脂肪率10%くらい
スポーツ選手などで一時的にこれより下回るのは大丈夫ですが、一般的に健康のためにはこれより落とさないようにしましょう。
体脂肪の役割
脂肪の役割はこちらです。
- エネルギー源
- 内蔵の保護
- 保温効果
- ホルモンの材料
- 細胞の材料
など
体脂肪は悪いイメージしかないかもしれませんが、最低限の体脂肪は体にとっては大切なんです。
女性で体脂肪率17%を下回るとホルモン異常が出やすくなり、無月経や生理痛などの症状につながります。
減らしすぎには注意しましょう。
無理せず、健康的に!
急に体重を落とすと体を壊すリスクがあります。
長い目で見て計画を立てましょう。
ダイエットも、筋肉を付けるのも、痛みを改善するのも一緒ですね。
すぐに効果が出るうまい話ばかりに飛び付く人は、結局何をやってもうまくいきません。
そういう人、周りにいますよね?
ちなみに
目標体重を決める計算式というのがあります。
「体脂肪率を◯%まで下げるには体重を何㎏にすれば良いか」
※筋肉の量は減らさず体脂肪だけ減らすという前提
まず体重から体脂肪を引いた「除脂肪体重」を求めます。
①除脂肪体重=体重×(100%−体脂肪率)
次に除脂肪体重を( 100%−目標体脂肪率)で割ります。
②目標体重=除脂肪体重÷(100%−目標体脂肪率)
例
体重80㎏、体脂肪率20%の人が体脂肪率15%にするときの目標体重
①除脂肪体重=80×(100%ー20%)=64㎏
②目標体重=64÷(100%ー15%)=75.29㎏
つまり、あと5㎏くらい脂肪を落とすということです。
・・・見ただけで嫌になった人も多いでしょうね。
まとめ
何事もそうですが、物事には加減があります。
やりすぎるとリスクはつきものです。特に体に関してのことは健康第一に考えるのが良いと思います。
また、脂肪はネガティブなイメージばかりが先行しがちですが、体にとって重要な働きがあるため極度な減らし過ぎには注意しましょう!