不眠症について解説します!自分でできる対策とは?!
夜寝れない、早く目覚めてしまうという相談は非常に多いです。
体調が悪い、何か悩みがある、近々大事な用事があるなど数日間寝れない程度でしたら問題ないかと思います。
しかし、それが習慣になってしまったらつらいですよね。
不眠症にはいくつかパターンがあります。
不眠症のパターン
不眠症のパターンにはこれらがあります。
- 入眠障害
- 途中覚醒
- 早期覚醒
- その他
入眠障害
寝つきが悪く布団に入るもなかなか寝れないパターン。
途中覚醒
夜中に何度か目が覚めてしまい、深い眠りがとれないというパターン。
このパターンが一番多いと言われています。
早期覚醒
早く目覚めて(3時4時)、そのまま寝れないパターン。
歳をとるとそうなると言われていますが、それにしても早すぎるという場合です。
他にも
複数タイプが重なる方もいますし、たくさん寝てるのに眠いという方も多いと思います。
さらに患者さんに聞くと2パターンに分かれます。
眠いのに寝れない
眠気はあるのになかなか寝付けないというパターン。眠いのに寝れないのってツラいんですよね。寝れる人からするとなかなかわかってもらえない感覚だと思います。
眠くならない
そもそも眠くならないというパターン。夜も眠くならず、かといって日中も全く眠くないという方も多いです。
不眠が続くと・・・
人は寝ているときに回復、頭の中の整理をしています。
寝れないということはそれがしにくくなります。
すると体は悪い方へ悪い方へと悪循環です。
とっくに治っててもおかしくないような体の痛みがすごく時間がかかり、いつの間にか原因不明の慢性症状になっていることも多々あると思います。
僕の患者さんもそういった方が多いんです。
また、自律神経やホルモンバランスの乱れにもつながり、それらによってさらに眠くなくなるという悪循環も考えられます。
そのような症状がさらに続くとうつ病や、様々な病気を招く恐れがあります。
できることから対策をしましょう!
対策
生活習慣やストレスなどが影響し、徐々に自律神経のバランスやホルモンバランスが乱れるなどしていつの間にか寝れない体になってしまいます。
対策はこちらです。
- 睡眠環境
- 睡眠サイクル
- アルコールやカフェイン
- ストレス
- 整体
症状を改善するために、できることからやってみてください。
睡眠環境
ベッドや枕、明かりや空気など変えれそうなものは変えてみましょう!
睡眠サイクル
決まった時間に起きる、決まった時間に寝るというように生活にリズムをつけてみましょう!
寝れなくても良いので決まった時間に横になるようにしてみてください。
アルコールやカフェイン
アルコールやコーヒーを寝る前に摂取している方は控えてみましょう!
それ以外でも、寝る前に摂取しているものを変えてみる、または摂取しないなど変えてみることも試してみてください。
ストレス
ストレスを発散を心がけましょう!
発散しようとしてできるもではないですが、嫌なことを忘れる時間を積極的に作ってみてください。
運動も効果的だと思います。
整体も良いよ!
整体を受けていただくと、受けている最中は寝れる方が多いです。
無意識に興奮してしまっている体をたまに整体でリラックスするのも効果的です。
整体は自律神経やホルモンバランスが整うきっかけにもなります。
これらできるものを試してみてください。
もし試しても改善しない場合、症状が強いと思う場合はやはり専門医に相談していただくことをおすすめします。
誰かに相談するだけでも変化することは考えられます。
まとめ
不眠症には様々なパターンがあり、悩んでいる人もとても多いです。
放置すると思わぬ病気を招く恐れがあるため、環境を変える、ストレスを回避するなどできることから試してください。
ちなみに、僕も軽い不眠症だったのですが、2週間ほどモンゴルの草原で暗くなったら寝る、明るくなったら起きる、お腹がすいたら食べる、というような時計を見ない生活をしていたらすっかり寝れるようになりました!
すると、日本に戻ってきてもちゃんと寝れています。
僕の場合、時間に縛られる生活がとてもストレスに感じていたんだと思います。
なので仕事以外ではなるべく時計を見ないよう心掛けています。
どなたかの参考になればうれしいです!