ふくらはぎの筋肉についてご紹介します。
ふくらはぎが疲れやすい、痛みやすい、浮腫みやすいという方は必見です!
ふくらはぎがダルい、痛いという人必見!原因と対策をご紹介します!
ふくらはぎが痛む方、違和感を感じる方、ダルさを感じる方などは多いと思います。
ふくらはぎは「第二の心臓」なんて言われているくらい実は重要な場所です。
なのでそこをケアすることはとても大切です。
今回はふくらはぎの筋肉に違和感のでる原因とその改善方法をご紹介します!
筋肉の働き
表層の大きい筋肉、深層の細長い筋肉などたくさん筋肉があります。
ご存知の方も多いと思いますが、ふくらはぎの一番大きな筋肉はアキレス腱となり踵の骨にくっ付いてます。
これらの筋肉は主につま先を下に向ける働きをします。
「つま先立ち」の動作は左右のつま先が下を向く動作のため、まさにふくらはぎの筋肉の働きです。
また、歩行時の地面を蹴る働きやジャンプの着地時の衝撃吸収などの役割があります。
痛み、ダルさの理由
ふくらはぎの痛みやダルさの原因は、簡単に分けると二つあります。
- 筋肉の使い過ぎ
- 血液循環が悪い
①筋肉の使い過ぎ
筋疲労
たくさん歩いた、運動後などはしっかりケアをしないと老廃物が溜まってしまいダルさが残ります。
肉離れ
筋肉のケガです。
瞬発的な動作をした際に痛めてしまうことがあります。
柔軟性の低下、準備体操不足などが影響します。
疲労骨折
ふくらはぎ周辺の筋肉や骨へのストレスが続くとスネの骨が耐えられなくて折れてしまいます。
スポーツ選手や、一般の方でも運動のし過ぎや、急に運動を始めた方などに起こります。
他にもスポーツする方はアキレス腱の痛みやシンスプリント(骨膜の炎症)などがあります。
ちなみに前屈をしたときに足が倒れお尻が突き出るという方は、ふくらはぎの筋肉の使い過ぎで硬くなっている可能性があります。
②血液循環が悪い
僕が診させていただくことが多いのはこっちですね。
長時間の同じ姿勢
デスクワークや長時間飛行機に乗った時など、長時間筋肉を動かさないと血液が足に溜まりダルくなります。
ひどい場合は深部静脈血栓症(エコノミー症候群)といって血液が固まり血栓となり、それが肺にとんで重症になることもあります。
全身の血液循環が悪い
局所の流れが良くなるには全身の流れが良くないといけません。
全身の流れが良ければ局所も滞ることが少なくなると思います。
そのため、ふくらはぎ以外の全身の筋肉や内臓などの血液循環が関わってきます。
その他の原因
腰からの影響
腰から脚に行く神経が出ているため、腰が原因でふくらはぎに痛みがでることも考えられます。
内臓の疲労
実はふくらはぎと内臓は関連が深いとされています。
特に腎臓や肝臓です。どちらも血液循環や老廃物排出に重要です。
こむら返り
足がつること。水分不足、栄養、乳製品、疲労、冷え、ストレス….原因はいろいろ言われています。
足裏~指の筋肉
足裏の筋肉や足の指の筋肉は、ふくらはぎのあたりから足裏や指にくっ付いています。
足裏、指が原因でふくらはぎが痛くなることも考えられます。
足のアーチ
足のアーチが無くなった状態を偏平足と言ったりしますが、偏平足だとふくらはぎに負担がかかりやすくなるんです。
対策!しかりケアをしよう!
簡単なものなので、できるものをやってみてください。
スネの内側を刺激
スネの内側をイタ気持ち良い強さで押していきます。
足首くるくる
足首を大きく回します。
指の曲げ伸ばし
指を曲げ伸ばしします。
脚のストレッチ
ポイント!
- 伸ばした状態で15秒前後キープします
- しっかり伸びているのを感じる程度で。痛くない程度で
- できれば毎日やると効果的です
ふくらはぎ全体を
左脚を一歩前へ出して、伸ばしたい右脚は踵を床にしっかりつけます。
膝が曲がらないように注意してください。
このやり方だとふくらはぎからアキレス腱まで全体を伸ばすことができます。
両脚同時に
タオルを丸めたものや、ちょうどいい棒などに足裏の前側半分くらいを乗せます。
踵はしっかり床につきます。
このやり方は両脚のふくらはぎからアキレス腱まで全体を伸ばせます。
アキレス腱を中心に
画像では右のアキレス腱を伸ばしています。
左脚は正座のように曲げて、右脚は足裏全体を床につけ膝を立てます。
次に足裏を床についたまま上体を前に傾けていきます。
このやり方ですとふくらはぎ全体ではなくアキレス腱(ふくらはぎの下方)に効きます。
全身やったらさらに効果的!
筋肉は全身つながっています。全身柔らかくなった方がさらにふくらはぎに効果的です!
まとめ
ふくらはぎの筋肉は日常的によく働き、疲労を抱えやすい筋肉です。
ふくらはぎの痛みやダルさは、筋肉の使いすぎや血行不良が主な原因です。
スポーツで痛めた場合はしっかりケアしないと再発を繰り返してしまいます。
血液循環を良くしておくことで改善も予防もできるので意識してみてください。