五十肩の患者さん
今日はどこがツライですか?と聞くと、「ココがこるんです」と右手を背中に回して左の肩甲骨付近を触りました。
何気なく手を後ろに回したのでスルーしそうになりましたが、この患者さんは1月にいらしたときは五十肩で右肩を痛がっていたんです。
なので驚いて、
僕「あれ、そこまで手が回ってるじゃないですか!」
患者さん「本当だ、痛くないです!」
と、思わず驚いて笑ってしまいました。
もうすっかり僕より柔らかくなったんじゃないかというくらい動くようになりました。良かったですね!
多くの五十肩の方は、あんなにツラかったのに治ったらどっちが痛かったか忘れることがあります。
肩こりでも腰痛でもそうですが、良くなると痛かったのをすっかり忘れて、今度は違うところが気になりだします。
僕の仕事は、初診時に自分にどこが痛くて来たのかを忘れさせることなのかもしれませんね。