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お腹の硬さが体に与える影響!自律神経の乱れや婦人科系疾患に関連します!

  • 「呼吸が浅い気がする」
  • 「酸素が入ってきてない気がする」

それらはもしかしたらお腹が硬いのが影響してるかもしれません!

 

  • 「腰が痛い」
  • 「頭がスッキリしない」
  • 「生理痛がひどい」

それらもお腹が関係しているかもしれません!

おなかが硬いと様々な症状を引き起こしてしまう可能性があります。

 

お腹の硬さが体に与える影響!自律神経の乱れや婦人科系疾患に関連します!

お腹の硬さが引き起こす症状について、お腹の場所ごとに解説します。

  1. 横隔膜周辺
  2. おへその周辺
  3. 骨盤周辺

 

①横隔膜周辺

横隔膜はお腹の中にある筋肉で、呼吸をするときに働きます。

そのすぐ下に肝臓や胃などの臓器があります。

内臓

横隔膜は息を吸うと下がって来て、

吐くと上がっていきます。

横隔膜

 

横隔膜周辺が硬かったら

横隔膜周辺が硬い場合、横隔膜自体や周辺の内臓が硬い可能性があります。

横隔膜も筋肉です。肩がこるように横隔膜も硬くなります。

 

硬くなると呼吸の際に動きが鈍くなります。

また、横隔膜は肋骨や背骨にくっついているので肋骨や背骨も硬くなります。

肋骨や背骨の動きは呼吸にとても重要なため、横隔膜が硬くなると呼吸が浅くなる可能性があるんです

 

何もしてないのになんだか息苦しいという人はいませんか?

もしかしたら横隔膜が硬いのかもしれません。

 

また、横隔膜のすぐ下には胃、肝臓、膵臓などの内臓があります。

内臓は毎日休まず働いています。そして内臓も疲労するんです。疲労した内臓は硬くなり、重くなります。

もし硬くなり、重くなっていたら内臓の機能も落ちるし、呼吸の際に横隔膜が動きにくくなるなどの可能性があります。

 

横隔膜周辺の硬さは呼吸内臓機能など様々なことに影響するんです。

 

②おへその周辺

おへそのあたりには腹筋があり、その奥には腸があります。

内臓

おへその周辺が硬かったら

おへそのあたりも疲労や不良姿勢、周辺の血行不良により硬くなり、腸の機能が落ちて消化吸収不良、便秘、免疫系などにも影響してしまうことがあります。

また腸を含め内臓の働きをコントロールしているのは自律神経なので、腸の機能が乱れると自律神経の乱れにもつながり、様々な全身症状に影響してしまう可能性があります。

 

③骨盤周辺

骨盤周辺は下腹部や鼠径部などにあたる場所です。

骨盤の中のあたりには膀胱や大腸の最後の部分、女性だと子宮や卵巣があります。

骨盤は内臓を収める働きがあり、骨盤内は古い血液や老廃物が溜まりやすくなってしまっています。

老廃物が溜まりやすい

骨盤内は古い血液や老廃物が溜まりやすくなっているんです。

内臓

↑画像矢印のような隙間に溜まってしまいます。

内臓

老廃物等が溜まると骨盤の周辺が硬くなりやすくなってしまいます。

 

骨盤周辺が硬かったら

骨盤内に老廃物が溜まると、周囲の血液循環が悪くなり骨盤周辺が硬くなってしまう可能性があります。

すると周囲の内臓や筋肉に新鮮な血液が行き渡らなくなり、それらの働きが鈍くなってしまいます。

 

結果的に

  • 腸の機能が落ちる
  • 腸腰筋が硬くなり腰痛になる
  • 子宮卵巣に影響してホルモンバランスが崩れ婦人科系症状がでる

等の様々な影響がでます。

 

ホルモンバランスに影響

ここでホルモンバランスについて少し解説しておきます。

 

ホルモンは血液によって運ばれています

その血液の循環が悪くなってしまうと目的の場所にホルモンが届かない

届かないのでホルモンの量を強引に増やして届かせようとする

ホルモンバランスが崩れてしまう

 

簡単に言うとこんな感じです。

ホルモンバランスが崩れることで生理痛や、不妊症、更年期障害など様々な婦人科系疾患に影響する可能性があります。

骨盤内の循環を促すことがとても大切なんです!

 

 

 

お腹が硬くなると呼吸や腰痛、自律神経の乱れなど様々なことに影響する可能性があるのをわかっていただけたかと思います。

そこで、自分で簡単にお腹をケアできる方法をご紹介します。

 

お腹を柔らかくしよう!

お腹のマッサージ

①両手を重ね、お腹に乗せます

 

②お腹が2〜3センチ凹むくらい手で押し、そのまま10秒キープ

※画像は見やすく片手でやってます

③10秒経ったらゆっくり戻します。

これだけ。

これをお腹の色々な場所におこないます。

 

お腹は繊細です。優しく、ゆっくりやってみてください。

あまり「揉む」というのを意識せず「手を当てる」くらいの軽い刺激でも十分に刺激は入ります。

 

ココを狙う!

①肋骨のすぐ下のあたり

肋骨のすぐ下のあたりを狙います。

奥に横隔膜や肝臓、胃、膵臓などがあります。

 

②おへその周辺

おへその周辺を全体的に狙います。

奥に小腸、大腸があります。

 

③下腹部、鼠径部周辺

骨盤の骨の内側、恥骨のすぐ上のあたりを狙います。

奥に腸腰筋、大腸、子宮卵巣などがあります。

 

さらに効かせる方法!

  1. 上記と同じようにお腹に手を当て2~2センチ凹むくらい手で押します。
  2. その状態でゆっくり大きく腹式呼吸します。

※腹式呼吸…空気を吸った時にお腹を膨らませ、吐く時にお腹を凹ませる呼吸の仕方

 

お腹を軽く押した状態で腹式呼吸を1分程度することで、よりお腹の中に効かせることができます!

是非やってみてください。

まとめ

お腹の中には横隔膜や内臓があり、それらも硬くなってしまうことがあります。

硬くなると呼吸が浅くなったり腰痛、内臓機能低下、自律神経の乱れからくる症状などを招いてしまうことがあります。

 

お腹のケアをすれば柔らかくすることができます。

毎日おこなうことで、日によって、又は場所によって硬さが違うのを実感し、日々の体調の変化を感じることができます。

寝る前などに少しお腹を触る時間を作って症状の予防改善を目指しましょう!