「あぐら」はできるのに「開脚前屈」ができないのはなぜ?

患者さんから質問をいただきました。

「あぐらができるのに、開脚前屈ができないのはなんで?」

ということでした。

 

男性と女性では体のつくりが違います。

なので男性が得意な動作もあれば女性が得意な動作もあります。

 

今回はそんな男女の差が関係する質問をいただきました。

 

「あぐらはできるのに、開脚前屈が全然できないのはなんで?」

この方はうまくあぐらができないそうですが、ご主人はあぐらはいつも当然のようにしているそうです。

しかし、開脚前屈は奥様の方が柔らかく、ご主人は全くできないそうです。

 

つまりご主人はあぐらはできるけど開脚前屈はできない

逆に奥様は開脚前屈はできるけどあぐらは苦手

ということでした。

 

これは男女の特徴が影響していて、このようなご夫婦は多いんじゃないかと思います。

これは「関節」「筋肉」を分けて考えれば簡単にわかります。

 

関節

ここでは「股関節」が重要になります。

股関節には「外旋」「内旋」という動きがあります。

 

外旋

 

内旋

 

外旋は男性の方が柔らかい傾向があります。

逆に内旋は女性の方が柔らかい傾向があります。

 

あぐらは両脚を外旋することでできます。

つまりあぐらは男性の方がしやすいんです。

 

ちなみに両脚内旋のこの姿勢はほとんどの男性はできないと思います↓

 

 

このようにあぐらは股関節の外旋の動作の柔軟性が大きく関係し、男性が得意なんです。

 

筋肉

あぐらの姿勢だと膝は曲がっていますよね。

ここから膝を伸ばしていくと外旋が戻り、太ももの裏の筋肉が伸びていきます。

そこから前屈するとさらに太ももの裏の筋肉が伸ばされます。

もし太ももの裏の筋肉が硬いとこれができません。

つまり、膝を伸ばすと太ももの裏の筋肉が伸ばされて、もしそこが硬いと前屈ができないということです。

 

このように開脚前屈には筋肉の柔軟性が大きく関係しています。

 

まとめ

あぐらは主に股関節の柔軟性が影響し、開脚前屈は筋肉が大きく影響しているということでした。

(もう少し深く考えると腰や骨盤なんかも関係してきますが今回はスルーします)

 

今回の場合、ご主人は太ももの裏の筋肉が硬いということが予想できるので、脚の筋肉の柔軟性を高めれば今よりも開脚前屈ができるようになるでしょう。

奥様は股関節が硬くてあぐらがしにくいということです。

しかし股関節や周辺の筋肉を柔らかくできれば今より楽にあぐらができると思います。

 

ちなみに「開脚するだけでツライ」「長座体前屈はできるけど開脚前屈はキツイ」という場合は内転筋が影響してきます。

内転筋が硬いと開脚前屈がツラくなります。

 

体って面白いですね。

今回のように関節筋肉を分けて考えるとわかりやすいですね。

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